2005年07月16日

借金国家から資産を守る方法(不動産編)

プライベートバンカー前田和彦著の「借金国家から資産を守る方法(不動産編)」を読みました。内容は、様々なリスクから考え、不動産は購入しない方が良い、所有している不動産は売却した方が良いという内容です。では、なぜそうなのか内容を見てみましょう。

[概要]
・マンションの過剰供給が地価値上がりに水を差し、不動産不況を引き起こす。マンション業者は借金漬けで、すでに死に体。融資している金融機関も道連れ。
・少子高齢化でマーケットは縮小し、住宅需要は減少。住宅が余る。都市が集約化され、人が住むところと住まないところに分かれる。人口が減る国の不動産は上がらない。早めに見切りをつけるのが良い。
・大増税時代を迎え、社会保険負担の増加など、可処分所得が減少し、家計に占める住宅ローンの割合が大きくなる。雇用環境の変化もあり、異常なまでの長期間に渡る住宅ローンは、金利上昇リスクも考えると危険。
・不動産投資も空室リスクや資産価値の下落などから、とても危険。管理も大変で、業者に任せれば、むしり取られるだけ。地域のことを知らない海外不動産投資は論外。REITも同様で、人口減少で、賃料減少、空室率も上がり、配当は減少し、暴落する。

以前より言われてきた不動産へのリスクやこれからの推察で、内容に疑問を挟むものはないも、特段と目新しいものはないです。本書を通して感じたのは、不動産そのもの未来も完全否定していますが、それより前に「日本」の未来を否定していることです。

日本の未来はない=日本の不動産の未来もない。円もダメ、日本株もダメ、資産は海外に。

私は、不動産購入そのものは否定していません。しかし、購入する際は、
・資産価値を重視して利便性 か 資産価値は割り切る
・住宅ローンは安全な範囲で(余力を持って)
・住み替えできるように(何かの時に対応できるか)
の点を確認することが最低ラインだと思います。

そして、筆者が言うように、国は頼れない、頼れるのは自分だけを念頭に、しっかり考えて準備をしていく必要を感じています。

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posted by preseek_shibata at 18:09| Comment(2) | TrackBack(1) | 不動産コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBありがとうございました。充実したサイトですね。当方金融機関に勤務するものですが顧客側から見ても非常に参考になる内容と思います。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by shounao at 2005年07月18日 06:53
はじめまして、BusinessBookCenterです。

トラックバックありがとうございました。
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宜しくお願いします。
Posted by BusinessBookCenter at 2005年07月28日 19:07
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