鉄道ジャーナルだったか鉄道ファンだったかは忘れてしまいましたが、昨夜の就寝前に、電車の雑誌をチラチラと眺めていたら、ここ数年、JRも私鉄も都心近郊部の通勤電車を続々と新型車両へと入れ替えています。
JR常磐線に登場した2階建ての車両も数年で廃車になったとか、そういえば最近見かけていませんでした。新型の車両に入れ替わり、乗り心地も良くなり、いろいろな工夫もされております。
先日、子供と一緒に見たDVD「乗り物探検隊・大阪通勤電車」でも、座席の向きが運転席のボタンひとつで、ロングシートとクロスシートを切り替えできたり、座席が天井から降りてきたりといろいろありました。
このように鉄道会社各社では、通勤の混雑を緩和したり、快適な乗り心地を提供しようとしていますが、一方で、このような工夫や近代化が運行の遅れの原因となっているケースもあると、日本経済新聞の調査結果で分かりました。
≪日本経済新聞・9月17日朝刊より≫
・30分以上の列車遅延は、前年度2割増、15年前からは倍に。
(少しの遅れなら、おそらくもっとでは。)
・輸送力増強のため運行本数を増やしたため、運転間隔が短くなり、
少しの遅れが後続に影響を与える。
・沿線人口の伸びが乗客数を増加させ、乗り降りに時間がかかると、
すぐに運行ダイヤに遅れが生じる。
・なるべく空間にゆとりを出そうと座席を減らしドアを増やした結果、
ドアに物が挟まるケースが増加→開け閉めが増えて遅れる。
・路線が複雑になり、相互乗り入れが増えたことも一因。
例:高崎の遅れが横浜まで影響するなど
・運行ダイヤのコンピューター管理もまだ未成熟で、人手に頼る部分も
多く、かえって手間取るケースもある。
・車両もコンピューター制御が増えてきた。電車もパソコンと同様に
突然動きが悪くなることがあり、その点検やリセットのために、
列車を駅に止める時間が長くなることも。車両故障の遅延も2割増。
沿線人口が多い路線では、朝の通勤時間帯に、電車の渋滞が起こるケースがあります。車の渋滞と原理は同じで、前が詰まると後続は速度を落とさなくてはならず、それが連鎖します。
住まいを探す際、我々不動産会社の営業マンは、通勤に必要な所要時間を鉄道会社から表示される時間でお伝えするしかありません。しかし、上記のように通勤時間帯は計算通りにならないこともありますので、余裕を持った計算をしておきましょう。駅での乗り換えも、混雑時は通常の乗り換え所要時間よりも多めに必要です。
通勤に慣れている皆さまは、通勤電車の大変さに慣れて、当たり前のように受け入れておりますが、車通勤の私がたまに乗るととても大変だなと感じ、毎日通勤されている方に尊敬の念さえ覚えます。
この大変さを、住まい探しをお手伝いする際に忘れないようにして、安易に通勤時間を延ばす提案をしないように心がけております。
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2006年09月17日
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